みなさんこんにちは。社員Yです。
私個人としては、新年最初のブログ更新になります。
本年もよろしくお願いいたします。

今回のブログでは、外壁にツタがある場合の塗装について書かせて頂きます。
「外壁にツタがいっぱいだけど塗装してもらえるの？」
先日、こんなお問い合わせがありました。

ツタが外壁を劣化させる！？

そもそもツタが外壁に与える影響はあるのでしょうか。
現在、戸建てで最も多く使われている外壁の種類はサイディングです。
↓↓外壁の種類についてはこちらのブログで解説しております。↓↓
https://nurikae-noichi.com/blog/440/
サイディングは板状の外壁材を張り付けていくため、板と板の間をシーリングやコーキングと呼ばれる素材で埋めていきます。
さわると柔らかい弾力のある部分です。
ツタの生え方や種類によっては、シーリングに添って伸びていき、食い込みをおこす場合があります。
ツタが食い込むことによって、シーリングが断裂してしまいます。
その結果、外壁のひび割れや雨漏りに繋がる可能性があります。
↓↓シーリングについてはこちらのブログで解説しております。↓↓
https://nurikae-noichi.com/blog/831/

ツタの除去はお願いできるの？

ご依頼頂ければツタの除去をいたします。
ツタがある状態ではキレイな塗装ができないため、ツタの撤去は必要な工程になります。
また、ツタの根が外壁に残っていると、そこから再び生えてくることがあるので、除去は念入りに行わせて頂きます。

ツタの除去から塗り替えまで

外壁のツタの除去方法から塗装を行うまでの流れはこんな感じです。

１．手作業とバーナーでツタを除去する

まずは、カッターや皮すきという道具を使って手作業で行います。
ツタには吸盤のような根があり簡単には剝がれません。
また、無理やり引っ張ると外壁の塗膜を傷めてしまうかもしれません。
丁寧かつ根気よく手作業を行う必要があります。
次にバーナーを使って作業を行います。
手作業だけでは、ツタの全てを除去することができないためバーナーを使用します。
手作業で取りきれなかったツタの根をバーナーで焼ききって、外壁のツタの除去は完了です。

２．下地処理をする

ツタの除去ができたら、下地補修工事、シーリング工事、洗浄工事を行います。
通常の戸建ての外壁塗装工事では、シーリング工事を行わない場合もございますが、ツタによる影響でシーリングの劣化がより顕著にみられと思いますので、シーリングも打ち替えることをおすすめします。
補修工事では、外壁のひび割れや塗膜の浮き等をなおします。
洗浄工事は、塗料の密着をよくするために、外壁の汚れやほこりを高圧洗浄で洗い流します。

３．通常の塗装工程にて施工する

下地処理が完了したら、塗装工事を行います。
塗装工事は、下塗り・中塗り・上塗りと３つの工程がございます。
この塗装工事の仕上がりにも影響するため、ツタの除去は必要な作業であるといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ツタを生やすつもりがなかったのに、いつの間にか屋根近くまで伸びたり、外壁一面を覆ってしまった。
また、インテリアとしてのツタの手入れが行き届かず放置してしまった。
「ツタをなくしたい」「キレイにしたい」そんな悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。

上まで伸びた外壁のツタの除去には足場の設置が必要なため、また除去の際バーナーを使用すると跡が残って市もう可能性があるため、ツタの除去・塗装工事はセットでおすすめいたします！

あとがき

ここまでツタのことを悪者のように書いていましたが、ツタには断熱や省エネの効果があったり、生やし方によっては家をオシャレにみせたりもできます。
ツタが生えている有名な建物だと、甲子園球場があります。
2006年の球場リニューアルの際に一度伐採されましたが、2009年に再びツタの植栽が開始されました。
全体を覆うようになるには、あと10年近くかかるそうです。

ツタは生やし方や種類によって善にも悪にもなります。
自分のおうちにツタが生えていて悪だと感じている方は、是非一度「株式会社乃一」にご相談ください！

株式会社乃一では、創業90年以上の実績から

外壁塗装、屋根塗装だけでなく、補修工事、シーリング工事、防水工事など

戸建て住宅の修繕・メンテナンスに関わる工事も承っております。

名古屋市内のみならず、東海エリアにおいても承っておりますので、

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