こんにちは！社員Ｙです。

みなさんはお花見しましたか？私は先週末に家の近所の河原の桜を見に行きました。

桜は見た目の美しさもありますが、儚いからさらに美しさが増して見えるのかもしれませんね。

さて、今回は突然ですが、私からクイズです！

これはなんだ？？

じゃじゃん！

これは、いったい何に使う道具でしょうか？

こんな感じで、びよーんと伸びたりもできます。

正解は、

”打診棒”

という道具でした。

タイル仕上げの外壁や、塗装仕上げの外壁、タイル床などなどの場所で使うもので表面からは見えない浮いているところを調査するための道具です。

マンションなどの外壁の修繕工事では、足場を組み立てた後にまずは外壁などの劣化状況の調査を行います。その時に活躍するのが、この”打診棒”です。

タイルをたたいたり、タイルの上を転がしたりしたときの音の違いで、タイルと躯体（くたい）との接着状況を確認します。

しっかり接着しているところと、中に空洞があるところでは音が全然違うんです。その音の違いでチョークやマスキングテープで印を付けます。

そのあと印をつけたところを補修していきます。

タイル浮きの補修方法

タイルが浮いているところの補修方法はざっくり分けて２種類あります。

１つ目は、タイル張替え工法です。

浮いているタイルを一度撤去して、新しいタイルを貼りなおす工法です。

こんな感じに。

そしてもう一つの工法は、

アンカーピンニングエポキシ樹脂注入工法です。

タイルの目地に穴をあけて、エポキシ樹脂を注入し、ステンレスピンを挿入してから穴を埋め戻す工法です。

簡単にいうと、浮いているところのタイル目地に穴をあけて、樹脂材をを流し込んで、隙間を埋めて固めてしまおうということです。

状況によって工法が変わったりすると、別な工法では、目地ではなくタイルの真ん中に穴をあけるなど、建物に合わせた処置を行います。

タイルの浮きは放っておくと、タイル剥落・落下による事故の原因にもなりかねません。

定期的なメンテナンスを行うことをおすすめします。

【株式会社乃一】では建物に合わせた下地調査・補修をしたうえで塗装作業を行います。

ご自宅の外壁などに気になる箇所がございましたら、お気軽にご相談ください！

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